oppice 法人向け
車の総合サービス

ホワイトペーパーアイコン

法人の車両担当者の方向けの、
便利なホワイトペーパー(75ページ)

クーポンアイコン

お得なクーポン付き!

無料ダウンロード

車が故障した時の症状や故障を防ぐための対策について解説

oPPice編集部

車が故障した時の症状や故障を防ぐための対策について解説

運転中に車の異常を感じたことはありませんか? 車の故障は、その種類や原因によってさまざまな症状を示します。たとえば、異音や異臭、エンジンの不調は、整備不良や部品の劣化が背後に潜んでいるでしょう。

定期的なメンテナンスや日常点検を怠ると、故障に気づかず重大な事故につながる可能性があります。そのため、普段から異変に気づけるよう点検を行い、必要に応じてプロに相談することで、車の安全性を維持することができます。

この記事では、車の故障の具体的な症状とその原因、そしてそれを未然に防ぐための対策について詳しく解説します。

車が故障した時の症状と原因

車の故障は、異音や異臭の発生、エンジンの始動不良、エアコンの機能不全など、さまざまな症状として現れます。その原因について説明します。

異音がする

異音と言っても、発生部位はさまざまです。ここでは部位ごとの代表的な音とその原因について説明します。

エンジンまわり

車のエンジンまわりから発する異音は、その音の種類によって故障箇所や原因を特定できることがあります。

たとえば、「ガラガラ」とした音ならウォーターポンプの故障が疑われます。「キュルキュル」という不快な音は、ファンベルトが緩んでいたり劣化していたりする可能性が高いでしょう。アクセルを踏んだ際に「ヒューン」という音が聞こえる場合、車の電力供給を担うオルタネータが異常を起こしているかもしれません。

また、走行中に金属音のような「カリカリ」や「カンカン」という音が聞こえた場合は、冷却水が不足しエンジンがオーバーヒートを起こすかもしれない合図です。エンジンオイルが不足しているときには、「ゴロゴロ」や「ガラガラ」といった音がしますので、早めの点検が必要です。

そして、「ゴーゴー」という音が足元から聞こえるときには、車の動力伝達系に問題があるかもしれません。さらに、セルモーターが回らず「カチカチ」と音はするが「キュルキュル」と鳴かないときは、故障している可能性があります。

足まわり

車から発生する異音の中で、特に多いのが「きしみ音」です。これは、長期間使用された車ではよく現れる現象で、横揺れなどによって車体がねじれると、「キシキシ」や「ミシミシ」といった音が聞こえます。主な原因としては、車体の溶接部分に長年の負担がかかり、剛性が低下している可能性があります。また、足回りの部品が劣化していることも一因です。中でもサスペンションのブッシュが劣化していることが多く、修理が必要となるでしょう。

また、ブレーキを踏んだ際に「キー」という高い金属音が聞こえることがあります。これは「ブレーキ鳴き」と呼ばれ、ブレーキの裏側の金属がピストンに当たっていたり、パッドとディスクの間に異物が入り込んでいたり、もしくはブレーキパッドがすり減っていることが考えられます。これらは、一般的には故障というよりもブレーキパッドの交換時期を知らせるサインと言えますが、放置するとリスクが増す可能性がありますので、早期点検とパッドの交換をおすすめします。

排気系のパーツ

マフラーから「バラバラ」という音が聞こえる場合、マフラーのサビや腐食で穴が開いている可能性があります。さらに、マフラーの破損により排気漏れが生じることもあります。また「カラカラ」といった音が鳴る場合は、サイレンサー内部のパイプが外れたり、異物が混入したり、遮熱板の取り付けボルトが緩んで振動しているなどの原因が考えられます。

その他

その他の部位から異音がすることもあります。エアコンから聞こえる異音にはさまざまな種類があり、それぞれ異なる原因を示しています。

「カラカラ」という音が聞こえる場合、ブロアファンモーターの不具合が疑われます。これは、送風機能に影響するため、冷房効果が落ち、暑い季節には非常に不便です。

特にエアコンの主要部品であるコンプレッサーが動かない場合、この問題が起きているかもしれません。また、「ウオーン」や「ガラガラ」といった音は、エアコン内部のフィルターが詰まっていたり、エアコンガスが不足していたりする時に現れることがあります。コンプレッサーそのものの故障も考えられるため、早めの対応が必要です。

異臭がする

車から普段とは異なる、さまざまな異臭がした時にも注意が必要です。ここではニオイごとにその原因について説明します。

ガソリンや軽油のようなニオイ

運転中にガソリンや軽油のニオイが車内に漂ってきたら、燃料漏れのサインかもしれません。燃料タンク付近からニオイがする場合、まず考えられる原因は燃料タンクやパイプに小さな亀裂があることです。

また、燃料キャップの閉め忘れやガソリンの入れ過ぎで、燃料の蒸発ガスを回収するキャニスターが処理しきれていないこともあります。一方、エンジンルームからニオイが漏れてくる場合、燃料ホースやインジェクターホースの破損、あるいはガスケットの劣化によるものが考えられます。

このまま放置すると、最悪の場合には車両火災に発展する危険性がありますので、一刻も早く点検することが求められます。特にガソリンや軽油は極めて引火しやすいため、ニオイを感じたら直ちに火気を遠ざけ、安全を確保してください。

ゴムが焦げたようなニオイ

急発進や急ブレーキなどが原因で、車からゴムが焦げたようなニオイがすることがあります。この場合には、まずタイヤの異常を確認しましょう。タイヤが発熱しすぎたり、煙が出ていたりすると、劣化によって正常に回転していない可能性があります。

もしタイヤに問題が見当たらない場合、次はエンジンルーム内のファンベルトを疑いましょう。焦げ臭さに加えて「キュルキュル」という音が聞こえるようであれば、ファンベルトが劣化している恐れがあります。このまま放置すると、最悪の場合はベルトが切れてしまい、車が動かなくなる事態に陥ることもあります。

ファンベルトはエンジンの動力をオルタネーターや他の補機類に伝える重要な部品です。もしベルトが切れれば、バッテリーが充電できずに上がってしまい、エンジンがオーバーヒートする可能性があります。また、エアコンやパワーステアリングも使えなくなり、断裂したベルトが他の部品に損傷を与えることも考えられます。

甘いニオイ

車の下部やエンジンルームから甘いワインのようなニオイがする場合には、冷却水が漏れている可能性があります。冷却水の中に含まれるエチレングリコールは甘い香りがするからです。

車の下を確認して湿ったシミが広がっていれば、冷却水が漏れている兆しです。ラジエーターや関連ホースに入る小さな亀裂が原因となります。放置すると、冷却水の重要な役割であるエンジンの過熱防止ができなくなり、オーバーヒートを引き起こす危険があります。

また、エアコンの外気導入時や暖房を使ったときに、車内で甘いニオイを感じる場合は、ヒーターコアからの冷却水の漏れを疑いましょう。冷却水の色は車種によって異なり、緑やピンク、青などさまざまなため、漏れた液体の色も要確認です。定期的に車の下部を確認し、異常を見つけたら早急に修理を検討してください。

生臭いニオイ

エアコンをつけたときに車内から漂う生臭さやカビ臭さの主な原因は、汚れたエアコンフィルターやカビの生えたエバポレーターです。エアコンフィルターはホコリや花粉を取り除いてくれる重要な部品ですが、放置するとその役割が逆効果となり、ニオイの元凶になります。特に長期間フィルターを交換せずにいると、内部に溜まった汚れが湿気と相まってカビを生じさせ、その結果、悪臭が発生するのです。

エバポレーターは、冷媒を用いて車内を冷やす役割を持っています。冷たい空気を生み出しているため、その周囲では温度差が生じやすく、結露が発生しやすい状況です。この結露がエバポレーターに溜まり、湿度が高まることでカビが生える原因となります。このようなカビは健康に悪影響を及ぼす可能性があるため、清掃が必要です。

エアコンフィルターの掃除は自身でもできますが、エバポレーターは内部に隠れているため、自分での掃除は難しいでしょう。そのため、専門の技術者に依頼することをおすすめします。

金属のニオイ

車のエンジンルームや車内で金属臭がする場合、いくつかの原因が考えられます。

その原因の一つはブレーキパッドの加熱です。ブレーキ操作が頻繁に行われたり、ブレーキが引きずられる状態が続くと、ブレーキパッドとブレーキローターの摩擦によって発生する熱が限界を超えることがあります。そうなると金属臭が発生し、ブレーキの効きが悪くなる恐れがあります。

もう一つの原因として、クラッチディスクの摩耗が挙げられます。クラッチディスクはエンジンの動力をトランスミッションに伝える重要な部品ですが、これが摩耗するとクラッチが滑る現象が発生します。この滑りによって摩擦熱が生じ、クラッチが焼けて金属臭がすることがあります。さらに、クラッチ操作の不適切さも摩耗を促し、異音の発生やスピードが出なくなる事態を招きます。

硫黄のようなニオイ

車から硫黄のような異臭を感じた場合、バッテリーの過充電が原因であるかもしれません。主に暑い季節に発生しやすく、原因はオルタネーターの故障によるものです。オルタネーターが正常に機能せずにバッテリーが過充電されると、バッテリー液が過剰に加熱されて気化します。この結果、硫黄に似たニオイが発生することがあります。これを放置すると、バッテリー液が減少し、やがて充電ができない状態になり、最終的にはバッテリーが上がってしまいます。さらに深刻な場合、バッテリーが破裂する危険性も否定できません。

ビニールが焼けたようなニオイ

車のエンジンルームから発せられるビニールを焼いたような異臭は、さまざまな問題を示している可能性があります。原因の一つとして、電気配線の異常があげられます。電気配線は一般的にビニールの被覆で保護されていますが、損傷や劣化、ショート、そして接続不良により過熱することがあります。これがビニールの被覆を溶かし、焼けたようなニオイを発するのです。この異常発熱は単なる異臭だけでなく、火災の危険性をも伴うため注意が必要です。

別の原因として、ビニール袋が車体の下に入り込み、マフラーにへばりついてしまうケースも考えられます。これは、駐車場や道路上でビニール袋の上を通過すると起こりやすい現象です。マフラーの熱を受けたビニール袋が溶けることで、不快な異臭が車内に入り込むことがあります。

エンジンがかからない

車のエンジンがかからない原因として、最も一般的なものがバッテリー関連のトラブルです。車のバッテリーはエンジンを始動させるための重要な部品で、通常2〜3年で寿命を迎えます。長期間車を動かさないと、バッテリーは自然放電によって電力が不足し、エンジンがかからなくなります。特に冬場は気温が低いため、バッテリーの性能が低下しがちです。また、オルタネーターが故障すると、エンジンが動いていてもバッテリーが充電されないため、結果的に電力不足になります。

さらに、燃料ポンプの異常やガス欠もエンジンがかからない理由としてあげられます。燃料ポンプは燃料をエンジンに供給する役割があり、これが故障するとガソリンがあってもエンジンが回らないことがあります。ガス欠の場合、単純に燃料が不足しているため、燃料メーターの故障も疑う必要があります。

その他の要因として、セルモーターやスパークプラグの故障があげられます。セルモーターが動かないとエンジンが始動せず、スパークプラグが劣化すると火花が飛ばずにエンジンがかかりにくくなるのです。

エアコンがきかない

車のエアコンが効かない原因としては、最初にエアコンガスの不足が考えられます。エアコンガスは冷媒としての役割を果たし、気化熱を用いて冷たい空気を作り出します。しかしガスが少なくなると、冷たい風が十分に供給されなくなります。また、ガス漏れがある場合も、ガスを補充してもすぐに同じ問題が再発します。この漏れは主に配管のつなぎ目やコンプレッサーなどで発生します。

次に、エアコンフィルターの目詰まりによって空気の流れが悪くなることがあげられます。フィルターが汚れていると風量が低下し、空気が充分に冷えません。フィルターは定期的に清掃や交換を行うことが重要です。

さらに、エアコンコンプレッサーが故障することでガスを圧縮できず、冷気が生成されない場合もあります。コンプレッサーは気化熱を生み出すための重要な役割を担っていますが、この部品が壊れると機能不全に陥ります。

最後に、サーミスタやサーボモーターといった温度調節の部品が壊れていることもエアコンが効かない原因です。これらのセンサーが不調をきたすと、設定した温度に調節されず、快適な車内環境が維持できなくなります。

車の故障を防ぐための対策

車の故障を防ぐためには、まず日常点検をしっかりと行い、定期点検はプロに任せると安心です。

日常的な点検をしっかり行う

車の日常点検は、故障を未然に防ぎ安全運転を確保するために欠かせません。ここでは、特に故障やトラブルが起きやすいタイヤとバッテリーについて説明します。

日常点検について詳しくはこちらの記事で紹介しています。
https://oppice.parkingmarket.co.jp/article/maintenance/1032/

タイヤ関連

車の故障を防ぐためには、タイヤの定期的な点検が欠かせません。タイヤは消耗品であり、適切なメンテナンスを行うことでパンクやバーストの危険を減少させられます。

特に重要なのは、タイヤのスリップサインと溝の深さ、空気圧の確認です。1.6ミリメートル以下の溝になるとスリップサインが現れ、それが交換の目安となります。また、空気圧もタイヤゲージを用いて正確に測定することが求められ、適切な空気圧維持が摩耗防止につながります。

視覚を用いた点検も重要で、ヒビ割れや異物の刺さりに注意する必要があります。また、車に乗る際に一部のタイヤが沈んでいるように感じる場合、そのタイヤに空気漏れが発生している可能性があります。定期的にガソリンスタンドなどで空気圧を確認する習慣を持ちましょう。

バッテリー関連

バッテリー点検は、車の故障を未然に防ぐための基本的なチェック項目に該当します。特に液量の点検は、法的にも義務付けられており、走行距離や運行状態に基づいて適切なタイミングでのチェックが重要です。

まず、液量の確認を行います。バッテリーの側面を確認し、もし汚れている場合は水で湿らせた布で掃除し、液面がUPPERとLOWER LEVELの間にあることを確認します。静電気による引火の危険があるため、乾いた布の使用は避けてください。液量が半分以下なら、精製水をUPPER LEVELまで補充し、キャップをしっかりと締めましょう。

次に、外観のチェックです。ひび割れや欠け、液漏れがないか、またキャップの排気孔にごみが付着していないかを目視で確認します。バッテリーがしっかり固定されているか、取付け金具やターミナル部の接続状態も確認が必要です。緩んでいる場合は、ナットを締め直します。サビや白い粉がついているなど腐食がある場合は、ワイヤーブラシで取り除くとよいでしょう。

最後に、充電状態を点検しましょう。セルモーターの回り具合やホーンの音、ウィンカーの点滅に異常がある場合は、適正な充電器で補充電を行うことが推奨されます。また、端子部に緩みや汚れ、腐食がないかも忘れずに確認し、サルフェーションと言われる硫酸鉛の結晶が形成される現象が見られる場合は、ぬるま湯で洗い流すか磨いてください。正しく固定されているかもチェックし、車体に不安定に固定されていないか確認しましょう。

専門業者に定期点検を依頼する

車をメンテナンスするには、専門業者による定期的な点検が必要です。車は多様な部品と複雑なシステムで構成されており、自分で全てを管理するのは困難です。

特に大きな故障を未然に防ぐためには、12ヶ月点検や車検などの定期点検は欠かせず、異常を感じた場合はすぐプロに点検を依頼することが重要です。潜在的な問題を早期に発見し、適切な修理やメンテナンスを行うことで、車の安全性を維持し突然の故障を防げます。

まとめ

車が故障した際の症状や、故障を防ぐための対策について解説しました。個々の故障の症状と原因を理解すれば、早期発見と迅速な対応が可能になります。適正な管理を行うことで、故障を未然に防ぎ、安全性と効率を確保し続けることができるでしょう。日々の少しの手間が、安心して長く車を使用するためには重要なのです。

法人の車に関するご相談はoPPiceへ

専門スタッフになんでもご相談ください。
お電話でのお問い合わせの際は「oPPice(オピィス)」を見たとお伝えください。